朝7時、洗濯物を干そうと窓を開けると、ベランダの手すりと物干し竿に、すずめが5〜6羽並んで鳴いています。
ぱっと飛んでも、また同じ手すりに戻ってくる。それが何週間も、毎朝続いています。
「うちばっかり、毎日こんなに来るのはなんで? 縁起がいいって聞くけど、本当? うちってどんな家なの?」
すずめが寄ってくる家・集まる家は、縁起のいい家です。すずめが巣を作れるすき間や、降りて食べられる土と草、人の暮らしの気配が残っている家を、すずめは選んで集まります。
すき間の少ない新しい家が増えて、すずめが選べる家は減りました。だから今も来る家は、少なくなった「選ばれる家」です。
縁起がいいのかとなぜ来るのかから、家の特徴と運ばれる福、家に入ってきたときの意味、風水の整え方まで順番に答えます。
すずめが寄ってくる家・集まる家のスピリチュアルな意味
すずめが寄ってくる家・集まる家のスピリチュアルな意味は、家族が守られ、食べるものに困らない、福の集まる家だという知らせです。
良い意味は3つ、悪い意味として言われる読み方も3つあります。
| 言われていること | その家で起きていること |
|---|---|
| 家内安全・子孫繁栄 | 家族が守られている |
| 食べるものに困らない | 金運と豊かさが続く |
| 良い知らせが入ってくる | 吉報が家に届く |
| 家の中に入ってくるのは転機の知らせ | 新しい出来事が入る前ぶれ |
| 何羽も騒がしく来るのは厄を落としに来ている | 家にたまった厄が落とされている |
| フンを落とすと運が落ちる、という心配 | 手すりや車の汚れが気になる |
前の3つが良い意味で、後ろの3つが悪い意味として言われるものです。
「でも、家の中にまで入ってきたら? うるさいほど来るのは、うちに厄があるってこと?」
その答えは、すずめが集まる家は縁起が悪い?に書きました。
スズメが来る家は縁起がいい?
スズメが来る家は、縁起がいい家です。
毎朝来るのは、その家が「一度来て安心できた家」として覚えられた知らせです。
1日だけで終わるより、毎日続くほうが福が根づいていることを表します。
毎朝来る家は縁起がいいのか、と同じ相談をしている人は大勢います。気にしているのは、あなただけではないのです。
すずめは一年中、同じ範囲で暮らす鳥です。夏だけ来るツバメと違い、毎日来るなら、その家を自分の暮らしの一部に入れたということです。
スズメが寄ってくるのはなぜ?
すずめが寄ってくるのは、その家に「巣を作れる場所」「降りて食べられる土と草」「人の暮らしの気配」があるからです。
スピリチュアルには、この3つがそろう家は、福が育つ家です。
自分の家がどれに当てはまるかは、すずめが寄ってくる家の特徴5つで指させます。
スズメが来る家は風水でも縁起がいい?
スズメが来る家は、風水でも縁起がいい家です。
風水では、玄関は気の入り口です。生き物が安心して出入りする家は、気がよく巡っている家と読みます。
方角より、家のどこに来たかで読むのが答えです。玄関、ベランダ、庭のどこに来たかは、すずめが寄ってくる家のよくある質問にまとめました。
来る家にする整え方は、スズメが来る家にする風水の整え方で動作まで書きました。
すずめそのものの意味は、すずめのスピリチュアルな意味と厄をついばむ鳥と呼ばれてきた理由で答えています。
家ではなく自分に寄ってくるときの意味は、すずめが寄ってくる人のスピリチュアルな意味へ。
すずめが寄ってくる家の特徴5つ
すずめが寄ってくるのは、すずめが暮らせる場所と、人の暮らしの気配がどちらも残っている家です。
屋根や軒下のすき間、庭の草と土、近くの田畑や空き地、水を浴びられる場所、そして家族の声の5つのうち、当てはまるものが多い家ほど、すずめはよく集まります。
すずめは人の家のすき間に巣を作る鳥です。新しい家はすき間が少なく、巣を作る場所が減りました。
全国の調査では、スズメは18年で62.1%になりました。
だから今すずめが来る家は、すずめが選べる家が減っている中で、選ばれている家です。
| 家の特徴 | 運ばれる福 |
|---|---|
| 屋根や軒下のすき間 | 家内安全・子孫繁栄 |
| 庭や鉢植えの草と土 | 食べるものに困らない豊かさ |
| 近くの田畑や空き地 | 仕事の実り・商売繁盛 |
| 雨どいや水たまりの水場 | 厄を流す浄化 |
| 人の声と生活の音 | 家庭円満 |
家の外を思い浮かべて、当てはまるものに印をつけながら読んでください。
屋根や軒下にすき間がある家
古い家や瓦屋根の家ほど、すずめが巣を作れるすき間が多くなります。確かめる場所は次の5つです。
- 瓦屋根の端
- 軒の板の継ぎ目
- 雨戸の戸袋
- 雨どいと壁のあいだ
- エアコンの配管の穴まわり
すずめは人の家のすき間に巣を作る鳥です。新しい家ほどすき間が少なく、巣を作れません。
すき間は、家の「懐」です。すずめがそこで子を育てる家は、家族を内側から守り、次の代へ続く家です。
雨が上がった朝、軒下の暗いすき間から、小さな羽音がします。そこは、すずめが子を育てるために選んだ、家のいちばん奥の場所です。
すずめが巣を作った家は、家に居ついた、選ばれたしるしで、吉です。巣立つまでは、そっとしておいてください。
気になることがあれば、住んでいる自治体の案内を確認してください。
運ばれる福は、家内安全と子孫繁栄です。
軒下に巣をかける鳥では、ツバメが来る家のスピリチュアルな意味と来ない家との違いもあります。
巣ができたときの時期別の意味と、撤去していい時期は、雀の巣は縁起が悪い?スピリチュアルな意味と撤去していい時期にあります。
庭や鉢植えに草と土がある家
確かめる場所は、芝生や雑草の残る庭、プランターの土、ベランダの鉢植え、家庭菜園、舗装しきっていない地面です。
すずめは植物の種や虫を食べる鳥です。地面に降りてついばめる土があるかどうかで、来る家が分かれます。
ついばみに降りる庭は、実りが絶えない庭です。ふっくらしたすずめが「食べるものに困らない」縁起物なのと同じで、その家も食べるものに困りません。
運ばれる福は、食べるものに困らない豊かさと金運です。
近くに田畑や空き地がある家
家の裏の畑、近所の田んぼ、更地、河川敷の草地、公園の植え込みが、歩いて行ける近さにあるかを思い浮かべてください。
すずめが減った理由には、餌になる種や虫のある空き地や草地が減ったことが挙がっています。食べる場所の近くの家に、すずめは集まります。
田畑のそばは、実りの土地です。働いたことが実る土地に集まる鳥は、仕事の実りのしるしです。
運ばれる福は、仕事の実りと商売繁盛です。
雨どいや水たまりで水を浴びられる家
水場になるのは、雨のあとの水たまり、雨どいの受け口、植木鉢の受け皿、庭の水鉢です。
すずめは水を浴びて、羽の手入れをします。家の水場は、そのための場所です。
水は流すものです。すずめが家の水場で羽を洗うのは、家の外で厄を流している姿で、家の中まで厄を持ち込まない家になります。
運ばれる福は、厄を流す浄化です。
人の声と生活の音がいつもする家
人の気配になる声や音は次の5つで、マンションのベランダでも当てはまります。
- 朝の洗濯物干し
- 子どもの声
- 窓越しのテレビの音
- 台所の音
- 自転車の出入り
すずめは人のそばで暮らす鳥で、人が住まなくなった場所からは姿を消します。天敵が近づきにくい人の家を選ぶ、という話は、すずめのスピリチュアルな意味に書きました。
人の気配は、家の「火」です。すずめが人の声のする家を選ぶのは、その家に暮らしの明るさが続いているからです。
洗濯物を干す音がして、子どもの声がして、台所から湯気が上がる。すずめはその音をひとつずつ聞きながら、今日も安心して降りてきます。
新しいマンションで、すき間も庭も田畑も無いのに毎朝来る家もあります。
家の外に、すずめが降りて食べる土や草が1つも無いのに来るなら、すずめが選んでいるのは家の作りではなく、そこに住む人の暮らしそのものです。運ばれてくる福は家庭円満です。
当てはまるものがいくつもある家は、それだけ福の入口がいくつもある家です。
福の入口は、家の外を見れば指させます。
すずめが集まる家は縁起が悪い?
すずめが集まる家は、縁起が悪い家ではありません。家の中に入ってくる、うるさいほど集まる、フンを落とす、と困ることがあっても、どれも福が家のすぐそばまで来ている知らせです。
気になるときは、入ってきた部屋を掃き出す、集まっていた手すりを拭く、フンをその日のうちに水で流す、で応えます。
家の前ですずめの死骸を見つけて不安なときは、すずめの死骸のスピリチュアルな意味!玄関や家の前で見たら不吉?にあります。
すずめが家の中に入ってきたとき
網戸のすき間から入ってきて、部屋の中を飛び回ったら、誰でも驚きます。
それでも、縁起は悪くありません。家の中にまで入ってくるのは、福が家の外から内へ入ってきた知らせで、転機の知らせです。
転機は悪い変化ではなく、家族の予定や仕事の話のような新しい出来事が、家に入ってくる前ぶれです。
すずめが自分で出ていくまで、出口になる窓を1つだけ開けて、部屋を静かにしてください。手で捕まえようとはしません。
出ていったら、入ってきた部屋の床を、外へ向かって掃き出します。入ってきた福は残し、外のほこりを返す動作です。
朝早くからうるさいほど集まるとき
大勢で集まって鳴く朝は、眠れなかったり、近所に気を使ったりして、困ります。
それでも、縁起は悪くありません。大勢で鳴いているのは、家のまわりで厄をついばんでいる姿で、「家に厄がある」ではなく「家の外で厄が落とされている」と読みます。
すずめは群れで動く鳥で、安心できる場所に仲間を呼びます。にぎやかな声は、その家のまわりが仲間を呼べる場所だという合図です。
その日のうちに、集まっていた手すり、物干し竿、室外機の上を、乾いた布で拭いてください。ついばんだ厄の跡を残さない動作です。
騒音で眠れないときは、窓を閉めて眠ってください。閉めても福は逃げません。
フンで手すりや車が汚れたとき
手すりや車にフンが落ちていると、運が落ちたようで気になります。
それでも、縁起は悪くありません。鳥のフンは運がつく印で、すずめのフンは、家に福がついた跡です。
その日のうちに、水で流してください。「流したら福が消えるのでは」と思っても、流れるのは汚れで、ついた運は家に残ります。
素手では触らず、ほうきや雑巾を使います。
場所や鳥の種類別の意味は、鳥のフンが落ちてきたスピリチュアルな意味と場所や鳥の種類別のサインへ。
追い払わなくても、福は逃げません。
スズメが来る家にする風水の整え方
スズメが来る家にする風水の整え方は、玄関とベランダの通り道をあけ、土の見える鉢植えを置き、夏は水を張り、餌は置かずに見守ることです。
- 玄関とベランダの通り道をあける
- 土が見える鉢植えを1つ置く
- 夏は浅い器に水を張る
- 餌は置かずに見守る
玄関とベランダの通り道
風水では、玄関は気の入り口です。靴や傘、空き箱で入り口をふさがないのは、風水の解説でも共通しています。
すずめが降りる手すりやベランダの床に物が積まれていない家は、福の降りる場所がある家です。
ベランダの床に置きっぱなしの物を1つ片づけて、手すりの前をあけてください。
物が積まれていない手すりの前は、すずめにとって小さな玄関です。そこがあいていれば、今日もすずめは安心して降りてきます。
土が見える鉢植え
風水では、植物は陽の気を呼びます。
庭の草と土の家と同じ「食べるものに困らない」福を、庭の無い家でも作れます。
ベランダか玄関先に、土の表面が見える鉢を1つ置いてください。造花や人工芝では代わりになりません。
夏の浅い水場づくり
雨どいや水たまりで羽を洗う家と同じ、家の外で厄を流す場所を作ります。
植木鉢の受け皿くらいの浅い器に水を張り、毎日替えてください。替えない水は、厄がたまる水になります。
餌を置かない窓越しの見守り
餌は置きません。餌で呼んだすずめは「餌に来た」すずめで、家を選んで来たすずめではないからです。
福を運ぶのは、家を選んで来るすずめです。
来たら窓越しに眺めるだけにして、追いかけず、窓もたたかないでください。パンやお米をまいて呼ぶのも、置かないに入ります。
整える動作は、どれも今日の5分でできます。
すずめが寄ってくる家のよくある質問
本文で正面から扱わなかった疑問に、1つずつ答えます。
スズメが寄ってくる人はどういう人ですか?
寄ってくるその瞬間に、動きと気持ちが静まっている人です。家に集まるのは家族みんなへの知らせ、人に寄ってくるのはあなた個人への知らせで、向きが違います。
くわしくはすずめが寄ってくる人のスピリチュアルな意味へ。
スズメが玄関に来るのはどんな意味ですか?
福と人が出入りする入口に、良い知らせが届いている合図です。玄関の前をすっきりあけておくと、その福が家の中まで入ります。
くわしくは玄関とベランダの通り道へ。
スズメがベランダに来るとスピリチュアルでは何ですか?
家の外から、良い知らせが入ってくる入口です。物干し竿や手すりに並ぶのは、家に人の暮らしが続いているからです。
くわしくは人の声と生活の音がいつもする家へ。
スズメが庭に来るのはなぜですか?
庭に降りてついばめる草と土があるからです。その庭のある家は、食べるものに困らない家です。
くわしくは庭や鉢植えに草と土がある家へ。
すずめは益鳥ですか害鳥ですか?
両方です。春から夏は田畑の虫を捕り、秋は稲穂を食べる鳥で、その「食べる口」が厄をついばむ口と読み替えられて縁起物になりました。
スズメに餌をあげてもいいですか?
餌は置かずに見守ってください。家を選んで来るすずめが、福を運ぶすずめです。
くわしくは餌を置かない窓越しの見守りへ。
2羽のスズメが家に来るのはどんな意味ですか?
夫婦や家族の仲が深まる知らせです。2羽そろって手すりに並ぶのは、家の中の関係が落ち着いているしるしです。
毎日来ていたスズメが来なくなったらどうなりますか?
家の運気が落ちたしるしではなく、暮らしが次の形に移る合図です。自分の家だけか近所全体かで読み方が変わります。
すずめが寄ってくる家のスピリチュアルな意味のまとめ
すずめが寄ってくる家・集まる家は、縁起のいい家です。
すずめが巣を作れる家が減った今も来るのは、すずめが暮らせる場所と人の暮らしの気配が残っている「選ばれる家」だからです。
- すき間は家内安全と子孫繁栄
- 草と土は食べるものに困らない
- 田畑・空き地は仕事の実り
- 水場は厄を流す浄化
- 人の声は家庭円満
1つも当てはまらなくても、人の暮らしの気配が残る家なら、すずめは選んでいます。
困ったときの動作は3つです。
- 入ってきたら床を掃き出す
- うるさいほど来たら手すりを拭く
- フンはその日に水で流す
3つとも、すずめを追い払う動作ではありません。
福が家のそばまで来ている知らせに、掃く、拭く、流すで応える動作です。


