雀の巣は縁起が悪い?スピリチュアルな意味と撤去していい時期

雀の巣は縁起が悪いとされるスピリチュアルな意味と撤去時期を解説するイメージ画像

「雀の巣は縁起がいいって聞くけど、朝からこんなにうるさくて、フンまで落ちてくるのに?取ったらバチが当たるのかな」

朝6時前、雨どいの奥から鳴き声が止まらず、ふとんの中でスマホを開いています。

雀の巣は縁起が悪いものではなく、その家が子育ての場所に選ばれた吉のしるしです。うるささとフンがひどくなるのはヒナが巣立つ前の約2週間だけで、卵を温め始めてから約1か月で巣は空になります。

玄関や軒下に巣を作られたのは、家が繁栄する前ぶれでもあります。

巣作りの時期から巣立ちまで、気になる悪い話が本当かどうか、撤去していい時期まで、順にお話しします。

目次

雀の巣は縁起が悪い?縁起がいい?

雀の巣は、縁起がいいものです。巣ができた家は、家が栄える前ぶれを受け取っています。

家族が引っ越し先を決めるときは、安全で、食べ物が近い家を選びます。すずめも同じで、「ここなら子育てができる」と、天敵が寄りにくく雨風をしのげる家を選んで巣を作ります。

「縁起が悪い」という声は、巣そのものではなく、巣のまわりで起きる困りごとから出てきます。

世間で挙がる悪い話は、鳴き声とフンの困りごと、家が傷んでいるという見方、取ると運が逃げるという言い方、巣が落ちると不吉という受け取り方の4つです。

「車庫の奥に巣ができた。放っておくしかないけど、縁起的にはどうなんだろう」と迷う人は、悪い話4つの答えの章を先に読んでください。

スズメの巣ができると幸運が来る?

スズメの巣は、幸運の前兆です。

巣ができる春から夏は、家の中に「育つもの」が入ってくる時期のしるしです。入学、就職、妊娠、引っ越しなど、家族の新しい始まりの話と重なります。

巣ができる家は、人の気配があって、天敵が寄りにくい家です。

玄関にスズメの巣があるとどうなる?

玄関にスズメの巣があると、人とお金の出入りがよくなります。

玄関は家の運の入り口なので、玄関の巣は、来客、仕事の話、お祝いごとが増える家の印です。

フンで玄関が汚れるのが気になる人は、鳴き声やフンがひどいと運が下がるかを扱う章を読んでください。

巣を見つけたら、まず吉のしるしと受け取ってください。困りごとの答えは、悪い話4つの答えの章に全部あります。

雀の巣のスピリチュアルな意味4つ

雀の巣のスピリチュアルな意味は、家内安全、子孫繁栄、夫婦円満、商売繁盛の4つです。

どれも、すずめがその家でどう子育てをするかから生まれた意味です。

4つを、巣のどんな姿から来た意味かと並べた表です。

意味巣のどんな姿から来たか
家内安全天敵が寄りにくい安全な場所に巣を作る姿
子孫繁栄年2〜3回、同じ家で子育てをくり返す姿
夫婦円満つがいが交互に餌を運ぶ姿
商売繁盛ヒナのいる巣に親鳥が何度も出入りする姿

今の巣の様子にいちばん近い行を探して、その意味を受け取ってください。

家内安全

家内安全は、家とそこに住む人が守られている、という意味です。

すずめは、ヒナを狙う天敵が寄りにくく、雨風をしのげる場所にしか巣を作りません。

巣を作られたのは、「この家は安全だ」と判定された証拠です。

巣ができやすい場所は、この5つです。

  • 雨どい
  • 換気口
  • 戸袋
  • 瓦の下
  • 車庫の奥

子孫繁栄

子孫繁栄は、家が続き、子や孫に恵まれる、という意味です。

すずめは春から夏のあいだに、年2〜3回子育てをくり返します。1回の卵は5個前後です。

一つの巣から何度もヒナが巣立つ姿が、「家が続く」「子が増える」に重ねられました。

毎年のように巣を作られる家は、それだけ続けて選ばれている家です。

夫婦円満

夫婦円満は、夫婦や家族の仲がよくなる、という意味です。

すずめは、巣作りから子育てまで、つがいで行います。

2羽が交互に巣へ餌を運ぶ姿が、夫婦が力を合わせる家に重ねられました。

商売繁盛

商売繁盛は、人とお金の出入りが増える、という意味です。

ヒナのいる時期、親鳥は一日中、何度も巣に出入りします。お客さんがひっきりなしに来る店と同じ姿です。

家で仕事をしている人や、お店をしている人は、この意味で受け取ってください。

すずめそのものには、厄をついばむ鳥という厄除けの意味もあります。くわしくはすずめのスピリチュアルな意味の記事にまとめてあります。

4つの意味のうち、自分の家にいちばん近いものを1つ選んで受け取ってください。

雀の巣作りから巣立ちまでの時期別の意味

雀の巣は、巣作りを始めてから卵、ヒナ、巣立ちへと、ひと月ほどで段階が変わります。

意味も段階ごとに変わり、いちばん吉が強いのはヒナが鳴いている時期です。

4つの段階を、日数と外から分かる様子と並べた表です。

段階(目安の日数)外から分かる様子:意味
巣作り(春〜夏)枯れ草や羽を運んで出入り:家が選ばれた
卵を温める(約12日)出入りが減って静か:新しい始まりが宿る
ヒナを育てる(約2週間)鳴き声が大きくなりフンも増える:吉がいちばん強い
巣立ち後(約10日)家のまわりで親子の声がして、やがて静か:家の福が結ばれる

今の巣は表のどの行かを、まず1つ指さしてください。

巣作りを始めたとき

巣作りを始めたときは、家が子育ての場所に選ばれた日です。家の運が動き始める合図です。

春にペアになると、巣作りが始まります。運び込む巣材は、この3つが目印です。

  • 枯れ草
  • 羽
  • ビニールひも

作りかけで何度もやり直したり、別の場所に移ったりもします。

「巣作りを始めたけど、まだ間に合う?」と考える人へ。卵が入る前なら、断っても縁起に傷はつきません。

くわしくは、作りかけの巣の項で書いています。

卵を温めているとき

卵を温めているときは、家の中に「これから育つもの」が宿った時期です。新しい計画や、家族の話を始めるのに向いています。

卵は5個前後で、温める期間は約12日です。

出入りが減って静かになるので、「いなくなった?」と思いやすい時期です。静かになったのは、見捨てられたからではなく、卵を温める時間に入ったからです。

ヒナが鳴いているとき

ヒナが鳴いているときは、吉がいちばん強い時期です。家の中のことが、目に見えて育ちます。

卵がかえってから巣立ちまでは、約2週間です。この間、親鳥はほぼ一日中、虫を運び続けます。

ヒナの声は日に日に大きくなり、フンも増えます。

うるさい、汚れる、がいちばんひどいのはこの2週間で、それはヒナが育ちきっている証拠です。

終わりは、鳴き声が大きくなった日から約2週間後です。

巣立ったあと

巣立ったあとは、家の福が形になって結ばれる時期です。巣立ちを見届けた家は、子育てを一つ終えた家です。

巣立ったヒナは、親とほぼ同じ大きさです。巣立ってから約10日は、家のまわりで親から餌をもらい、そのあとひとり立ちします。

同じ春から夏のうちに、親が次の子育てを始めることがあります。年2〜3回、子育てをくり返すからです。

「しつこいくらい何度も来る」と感じる人へ。何度も来るのは、それだけ家が気に入られているしるしです。

続けて来てほしいかどうかは、巣立ったあとの空の巣の項で決めます。

今の巣の段階を、表の1行で指さしてください。終わりの日が見えれば、鳴き声の聞こえ方が変わります。

雀の巣で気になる悪い話4つは本当?

雀の巣で気になる悪い話4つは、どれも本当ではありません。雀の巣そのものが凶になる話は1つもなく、4つとも答えと今日することがあります。

「うるさいし汚れるのに、縁起物だからって我慢しなきゃいけないの?」と思いながら読んでいる人もいます。

【気になる悪い話4つ】
  • 鳴き声やフンがひどいと運が下がる
  • 巣ができる家は傷んでいる
  • 巣を取ると運が逃げる
  • 巣が落ちるとよくないことが起きる

鳴き声やフンがひどいと運が下がる?

運は下がりません。鳴き声とフンが一番ひどくなるのは、ヒナが巣立つ前の約2週間だけです。

その騒がしさは、ヒナが毎日育っている吉のしるしです。

吉のしるしがいちばん強い時期と、困りごとがいちばん大きい時期は、同じ2週間に重なっています。

朝は鳴き声で起こされ、夕方は手すりの白いフンを洗う。それが毎日続けば、誰でも「縁起が悪い」と感じます。

だから「縁起が悪い」という声が生まれます。巣立ち前の2週間は、うるささのピークであり、福が育ちきるピークです。

巣立ち前の2週間にすることは、この3つです。

【巣立ち前の2週間にすること】
  • 「声が大きくなった日」をカレンダーに書く
  • 約2週間後を、巣立ちの目安にする
  • 巣の下のフンは、毎日1回、水で流す

水で流すのは、福の通り道を空けておく動作です。

落ちてきたフンの意味は、鳥のフンが落ちてきたスピリチュアルな意味の記事にまとめてあります。

巣ができる家は傷んでいる?

違います。すずめが巣を作るのは、人が住んでいて天敵が寄りにくい家で、巣は「家が弱った」ではなく「家が生きている」しるしです。

屋根や外壁のすき間を、家が古くなった証拠と見る人もいます。すき間は、家の手入れを考えるきっかけをもらった、と受け取ってください。

巣立ったあとに、家のすき間を一度見て回る日を決めてください。

すずめが寄ってくる家の特徴は、すずめが寄ってくる家のスピリチュアルな意味!縁起がいい?どんな家?にあります。

巣を取ると運が逃げる?

作りかけの巣と巣立ったあとの巣なら、取っても運は逃げません。運が逃げる話の正体は、卵やヒナがいる巣を取ることです。

巣を壊すとご利益を逃す、幸せが逃げていく、という言い方があります。子育ての途中で追い出すことが、福を追い返すことに重ねられました。

取るかどうかは、「巣の中に卵かヒナがいるか」の1つで決めてください。巣の状態別にすることに、分かれ道があります。

巣が落ちるとよくないことが起きる?

起きません。雀の巣が落ちるのは、その家の運が落ちたしるしではありません。

巣が落ちた、ヒナが落ちていた、子育てが途中で終わった。そんな場面を不吉と受け取る見方があります。

すずめの子育ては、雨や風、カラスに狙われることもある自然の中の出来事です。家に向けた警告ではありません。

落ちた巣やヒナを見つけたら、心の中で「ありがとう、ごめんね」と一度だけ声をかけて、見届けられなかった子育てに手を合わせてください。

ヒナやすずめの死骸を見つけたときの意味は、すずめの死骸のスピリチュアルな意味!玄関や家の前で見たら不吉?にあります。

悪い話4つは、どれも巣そのものではなく、巣のまわりの困りごとから生まれました。巣を見つけたら、吉のしるしのまま受け取ってください。

雀の巣は撤去していい?巣の状態別にすること

雀の巣を撤去していいかは、巣の中に卵かヒナがいるかで決まります。

作りかけの巣と巣立ったあとの巣は、撤去していい。卵やヒナがいる巣は撤去できないので、巣立ちまで約1か月待つのがいちばん縁起のいい選び方です。

雀の巣を撤去していいかの分かれ道。巣の中に卵かヒナがいるかで決める。まだ卵がない作りかけの巣は一声かけてから撤去していい。卵かヒナがいる巣は撤去できず、巣立ちまで約1か月待つ。巣立った空の巣は、約10日たって声がしなくなったら撤去していい

作りかけの巣

作りかけの巣は、撤去していいです。卵が入る前は、すずめがまだ「下見」をしている段階で、断っても縁起は損なわれません。

枯れ草を取りのぞく前に、「ここではない場所で子育てしてね」と一声かけてください。

取った巣材は、庭や植え込みの土の上に置きます。すずめが別の場所の巣作りに使えます。

雀の巣を作らせないこと自体も、縁起が悪くありません。区切りは「卵が入る前かどうか」の1つです。

卵やヒナがいる巣

卵やヒナがいる巣は、撤去できません。法律で守られていて、許可なく取れない巣です。

巣立ちまでは、卵を温める約12日とヒナを育てる約2週間で、約1か月です。巣立ちまで待つのが、いちばん縁起のいい選び方です。

【待つあいだにすること】
  • 鳴き声が大きくなった日を記録する
  • 巣立ちの目安を、家族で共有する
  • 巣の下は、毎日水で流す
  • 巣はのぞき込まず、触らない

のぞき込んだり触ったりすると、親鳥が巣に戻れなくなります。

待つあいだは、親鳥の邪魔をしないことが、いちばんの縁起です。

玄関の真上で家族が毎日通るなど、1か月は待てない事情があるなら、自分で取らずに住んでいる自治体の案内を確かめてください。家族を守るための相談は、縁起を損ねません。

巣立ったあとの空の巣

巣立ったあとの空の巣は、撤去していい巣です。ヒナが巣立った巣は、片づける時期に入っています。

巣立ってから約10日は、ヒナが家のまわりで親から餌をもらっています。その声が聞こえなくなってから片づけてください。

次の年も来てほしいなら、すき間はそのままにします。もう来てほしくないなら、片づけたあとにすき間をふさぎます。

どちらを選んでも、巣立ちを見届けた家の縁起は変わりません。

【巣立ったあとの順番】
  • 約10日、親子の声が消えるのを待つ
  • 「無事に巣立ってくれてありがとう」と声に出す
  • 巣を片づける
  • 来てほしくなければ、すき間をふさぐ

壊してしまった巣

知らずに壊してしまっても、バチは当たりません。

「やってしまった」と胸が重くなるのは、巣を大事に思っていたからです。

心の中で一度だけ詫びて、手を合わせてください。卵やヒナが見えたら、それ以上は触らず、その場をそっと離れます。

次に巣を見つけたら、巣立ちまで見守ってください。

撤去の前に、巣の中に卵かヒナがいるかを確かめてください。迷ったら、いるものとして巣立ちを待ってください。

雀の巣のよくある質問

巣を見つけた人からよく出る疑問に、1つずつ短く答えます。

雀の巣作りは何日くらいかかりますか?

卵を温めるのに約12日、卵がかえってから巣立ちまでが約2週間で、卵が見えてから約1か月で巣は空になります。時期別の意味に日数の表があります。

雀の巣を作らせないのは縁起が悪いですか?

縁起は悪くなりません。作りかけの巣の段階で断るのは、すずめに別の場所を選んでもらうことだからです。

スズメの巣作りがしつこいのはなぜですか?

すずめは春から夏に年2〜3回子育てをするので、同じ家に何度も来ます。それだけ家が気に入られているしるしです(巣立ったあと)。

ツバメの巣とスズメの巣はどちらが縁起がいいですか?

どちらも吉で、ツバメは商売繁盛と人の出入り、スズメは家内安全と子孫繁栄の色が濃い巣です。ツバメの巣の意味はツバメが来る家のスピリチュアルな意味で。

鳥が巣を作る家はどれも縁起がいいですか?

鳥が巣を作るのは「この家は安全だ」と選ばれたしるしなので、どの鳥でも吉です(理由は家内安全)。鳩の巣については鳩のスピリチュアルな意味で。

巣立ったスズメは同じ巣に戻ってきますか?

巣立ったヒナは巣には戻らず、約10日でひとり立ちします。同じ春から夏のうちに親が次の子育てを始めることはあります(巣立ったあと)。

毎年同じ家に雀が巣を作るのはどんな意味ですか?

その家が毎年続けて選ばれている、家が続くしるしです。子孫繁栄の意味がいちばん強く出る家です。

巣の下に落ちるフンにも意味はありますか?

フンは「運がつく」に通じる好転のしるしなので、巣の下は毎日水で流して福の通り道を空けておいてください。フンの意味は鳥のフンのスピリチュアルな意味で。

雀の巣は縁起が悪い?スピリチュアルな意味のまとめ

雀の巣は縁起が悪いものではなく、家が子育ての場所に選ばれた吉のしるしです。

うるささとフンがひどいのは、ヒナが巣立つ前の約2週間だけです。卵を温め始めてから約1か月で、巣は空になります。

【雀の巣のまとめ4つ】
  • 雀の巣は、家が選ばれた吉のしるし
  • 悪い話4つは、どれも本当ではない
  • うるさいのは巣立ち前の約2週間
  • 撤去は、卵かヒナがいるかで決める

作りかけの巣と空の巣は、一声かけて撤去してください。卵やヒナがいる巣は、巣立ちまで約1か月待ってください。

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