夜、帰る前に机の引き出しを開けると、退職の挨拶のお菓子が3つ並んでいます。
今月配られたものです。どれも、違う人から。
「また1人。この会社、何かあるのかな。残ってる私、このままで大丈夫?」
立て続けに人が辞めていくと、同僚の席が減るたびに不安が増えます。周りがどんどん辞めていく職場には、スピリチュアルな意味があります。
人が辞めていく会社は、会社の気が動いている会社です。
辞めた人の席に次の人が座って根づくなら気の入れ替わり、席が空いたまま仕事だけ残った人に積まれていくなら気が尽きかけている合図で、そのときは残ったあなたが出る番です。
見るのは、辞めた人の席に今だれが座っているかです。
意味3つの見分け方から、残る人はどうなるのか、辞めた方がいいのかまで、順にお答えします。
人が辞めていく会社のスピリチュアルな意味3つ
人が辞めていく会社のスピリチュアルな意味は、会社の気の入れ替わり、会社の気が尽きかけている、会社の中心にいる人の気が場に合わなくなった、の3つです。
どれに当たるかは、辞めた人の席が今どうなっているかで分かります。
会社の気とは、そこで働く人たちが毎日持ち込み、置いていく言葉や気持ちの重さです。人が抜けると、その人が持っていた分の重さが席に残ります。
席が次の人で埋まれば重さは動き、埋まらなければ残った人に移ります。

辞めた人の席が埋まったかで、意味が分かれます。
次の人が座って半年残っているなら意味1、座っても半年もたずに辞めるなら意味3、席が空いたまま仕事が残った人に積まれるなら意味2です。
意味1 会社の気が入れ替わる時期という意味
会社の気が入れ替わる時期というのは、辞めた人の席に次の人が座り、その人が半年たっても残っている会社に出る意味です。
会社の気は、人が入れ替わるときに入れ替わります。古い人が持っていた重さが抜け、新しい人が軽い気を持ち込みます。
金魚鉢の水替えは、古い水を半分抜いて、同じだけ新しい水を足します。抜くだけで足さなければ、水は減って、残った金魚の住む場所が狭く濁っていきます。
人の入れ替わりも同じで、抜けたかではなく足されたかで決まります。
世間で「浄化」「会社の変革のタイミング」と言われるのは、この意味です。決算や異動の時期に退職が重なるのも、古い流れの最後の人たちが一斉に降りているからです。
新しく入った人が自分から雑談に加わる、新しい人の提案が通る。こういう軽さが出ていれば、入れ替わりです。
残ったあなたは、新しい流れの最初の人になる側です。
意味2 会社の気が尽きかけているという意味
会社の気が尽きかけているというのは、辞めた人の席が空いたまま埋まらず、抜けた仕事が残った人に積まれていく会社に出る意味です。
世間でよく言われるのは、会社の波動が下がっている、土地や建物の気が淀んでいる、沈んでいく会社、の3つです。席が空いたままの会社では、その言い方が当たっています。
金魚鉢で言えば、水を抜くだけで足さない状態です。
船乗りには、鼠が船を降りると、その船は沈む、という言い伝えがあります。英語にも「沈む船から鼠が逃げる」という言い回しがあります。
船底の水や傾きを、人より先に鼠が感じ取るからだと、船乗りは受け取ってきました。
会社でも、場の重さを先に感じ取る人から降りていきます。優秀な人、まともな人から辞めるのは、このためです。
あなたの会社で先に辞めたのは、だれでしたか。
席の重さは、空いている限り、残った人に移ります。残るほど、会社の重さを引き受ける側になります。
「うちのことだ……」
意味3 会社の中心にいる人の気が場に合わなくなったという意味
会社の中心にいる人の気が場に合わなくなったというのは、辞めた人の席に次の人は座るのに、その人が半年もたずに辞める会社に出る意味です。
場の気は、その場の中心にいる人から広がります。社長、部署の上司、いちばん長くいる人です。
家の空気が、その家の主の機嫌で決まるのと同じです。
中心の人の気が古いまま変わらないと、新しく来た人の気がなじまず、根づく前に押し出されます。新人だけが入れ替わり続けます。
上がやり方を変えない会社では、人は入っても残りません。
新人の歓迎会はあるのに送別会が続く、同じ上司の下の席だけ人が替わる。こういう形で出ます。
中心の人が変わる話、たとえば異動や交代が半年以内に無いなら、場の気は変わりません。中心の人の近くにいるほど、重さを受けます。
まともな人が辞めていく会社の特徴5選
まともな人が辞めていく会社の特徴は、5つです。
一人辞めると立て続けに辞める、辞めた人の仕事が積まれる、新しく入った人が根づかない、上の人だけが変わらない、辞めた人が明るくなる、の5つです。
まともな人から辞めるのは、場の重さをいちばん先に感じ取る人だからです。船の言い伝えのとおりです。
人がどんどん辞めていく会社も、人がガンガン辞めていく職場も、この5つで見分けられます。
| 特徴 | 明日、会社で確かめること |
|---|---|
| 一人辞めると立て続けに辞める | この半年で辞めた人が3人以上いるか |
| 辞めた人の仕事が残った人に積まれる | 自分の担当が、辞めた人の数だけ増えたか |
| 新しく入った人が根づかない | この半年に入った人が、今も席にいるか |
| 社長や上司だけが変わらない | 人が辞めても、中心の人のやり方が変わっていないか |
| 辞めた人が辞めてから明るくなる | 辞めた人の近況や顔つきが、在職中より明るいか |
当てはまった特徴がつながる意味が、あなたの会社の意味です。
5つのうち、いくつかに印をつけてください。印が同じ意味に集まれば、それが答えです。

特徴1 一人辞めると立て続けに辞める会社
一人の退職が決まると、ひと月のうちに2人目、3人目の挨拶メールが届く会社です。
一人が抜けると、その人が持っていた重さの分だけ、場に穴が開きます。同じ重さを感じていた人たちが、「自分も降りていい」と気づきます。
降りる準備をしていた人が、最初の一人を合図に動きます。示し合わせて辞めたのではなく、それぞれが前から決めていたことが、同じ時期に揃っただけです。
この半年で辞めた人が3人以上いるなら、次々に当たります。
特徴2 辞めた人の仕事が残った人に積まれる会社
辞めた人の担当が、補充の話が出ないまま、残った人に割り振られる会社です。
朝、出社すると、辞めた人の机にあった書類の山が、自分の机に移っています。同僚が辞めて仕事が増えた、という形です。
辞めた人が置いていった重さは、席が空いている限り、残った人に移ります。仕事が積まれるのは、重さが目に見える形で移っているということで、意味2です。
抜けた分の持ち方は、引き継いだ仕事を書き出して自分の分に丸をつけるで渡します。
自分の担当が、辞めた人の数だけ増えていないかを見てください。
特徴3 新しく入った人が根づかない会社
新人が入っても、3か月、半年で辞めていく会社です。若い人ほど先に辞めます。
会社の気が、新しい気を受け付けていません。新しく来た人は場の重さに慣れていないぶん、重さをいちばん敏感に受け取ります。
根づくには、場の側が少し軽くなる必要があります。意味3です。
この半年に入った人が、今も席にいるかを見てください。
特徴4 社長や上司だけが変わらない会社
人がこれだけ辞めても、社長や上司の言い方、やり方、会議の進め方が何も変わらない会社です。辞めた人の話を、職場でだれもしません。
場の気は、中心の人から広がります。中心の気が変わらないかぎり、周りの人だけが入れ替わり続けます。
この形は意味3です。
見るのは人柄ではなく、やり方です。人が辞めたあとも、やり方が1つも変わらないかを見ます。
人が辞めたあと、上の人のやり方で1つでも変わったことがあるかを見てください。
特徴5 辞めた人が辞めてから明るくなる会社
辞めた先輩のSNSや、偶然会ったときの顔つきが、在職中よりずっと明るい会社です。
「辞めてよかった」と、その人は言っています。肩の力が抜けた顔で、休みの予定を話しています。
重さは、人ではなく場に置いてありました。その人は重さを会社に置いて出たので、軽くなったのです。
逆に言えば、残っている人は、その重さの中にいます。意味2です。
辞めた人を見て「うらやましい」と思ったなら、その気持ちは、自分が出ていい理由の材料になります。自分も辞めたくなるのは周りに流されているだけなのかへ。
人が辞めていく会社に残る人はどうなるのか、辞めた方がいいのか
人が辞めていく会社に残る人は、辞めた人の席が埋まる会社なら新しい流れの最初の人になり、席が空いたままの会社なら会社の重さを引き受ける側になります。
席が空いたままなら、辞めた方がいい。あなたが出る番です。
運気、末路、仲の良い人の退職、流されているだけか、の順に不安に答えて、最後に辞めた方がいいかを決めます。
人が辞めていく会社にいると運気が下がるのか
「このままいたら、私の運気まで下がるんじゃない?」
運気が下がるのは、席が埋まらない会社、意味2と意味3の会社に残り続けた場合です。入れ替わりの会社の意味1では、残った人から先に新しい流れに乗ります。
運気が下がるとは、積まれた仕事で帰りが遅くなり、休みの日も会社のことを考え、会社の外の人と会う時間が減っていくことです。会社の重さが暮らしにまで入ってくる形で出ます。
辞めた人の席に、次の人が座ったかを見てください。座っていないなら、運気の下がる側にいます。
人が辞めていく会社の末路に巻き込まれるのか
「沈んでいく会社と一緒に、自分も沈むの?」
巻き込まれるのは、抜けた人の仕事を全部自分で抱えた人です。会社がどうなるかより、あなたがどれだけ抱えたかで決まります。
抱えた量が、辞めた人の数だけ増えているなら、もう巻き込まれ始めています。船でも、最後まで残るのは、船の重さを一人で支えている人です。
抱えた分の線の引き方は、引き継いだ仕事を書き出して自分の分に丸をつけるで渡します。
仲の良い人が辞めたのは自分も辞めろというサインなのか
「あの人がいたから頑張れてたのに」
仲の良い人の退職は、その人と二人で持っていた荷物を、あなたが一人で持ち直すかどうかを問われている合図です。
ショックを受けるのは、その人と同じ重さを分け合っていたからです。
自分も辞めろという意味になるのは、会社に行く理由を一つも言えないときです。一つでも言えるなら、あなたとこの会社の縁は、まだ続いています。
その人がいない職場に、明日行く理由を一つ言えるかを見てください。月の初めに今月ここにいる理由を1行書くと、毎月確かめられます。
自分も辞めたくなるのは周りに流されているだけなのか
「みんなが辞めるから辞めたいなんて、ただ流されてるだけ?」
流されているのではありません。周りが辞めるのを見て辞めたくなるのは、同じ重さを感じ取っていたからです。
周りの退職は、前から感じていた重さに名前をつけただけです。
理由は2つあります。1つ目は、辞めたい気持ちが最初の一人が辞める前からあった場合で、流されたのではなく、先に降りた人に気づかされただけです。
2つ目は、辞めた人が明るくなったのを見て「うらやましい」と思った場合で、それは重さから出たい、あなたの本音です。
出ると決めたあと、異動の話や担当替えなど、出来事が辞める方向にそろってきたら、辞める方向に進むスピリチュアルな意味へ。
人が辞めていく会社は自分も辞めた方がいいのか
「結局、自分も辞めた方がいいの?」
辞めた方がいいのは、辞めた人の席が空いたまま仕事が積まれる会社と、次の人が座っても半年もたずに辞め、中心の人が変わる話も無い会社です。あなたが出る番です。
席が空いたまま重さが積まれる会社では、残る時間が長いほど、帰りの時間、休みの日、会社の外の人と会う時間にまで重さが入ってきます。席が空いたままなら、あなたが出る番です。
席が埋まって新しい人が残っている会社は、会社があなたを追い出す流れではありません。
| 辞めた人の席 | 残るとどうなるか、どうするか |
|---|---|
| 次の人が座って半年残っている | 新しい流れの最初の人になる。 すること:残る |
| 次の人が座るが半年もたない | 中心の人の重さを受け続ける。 すること:中心の人が変わる話が半年以内に無ければ出る |
| 空いたまま仕事が積まれる | 会社の重さを引き受ける側になる。 すること:出る |
迷ったら、最初の図に戻って、辞めた人の席を見てください。
席が埋まっている会社で、それでも辞めたい気持ちが1か月以上消えないなら、それは会社ではなく、あなた自身の時期です。仕事を辞めるスピリチュアルなサイン7選で確かめられます。
自分と職場が合わないのかを見たい人は、職場が合わないスピリチュアルな意味5選へ。
人が辞めていく会社に残る人がすること4選
人が辞めていく会社に残る人がすることは、4つです。
辞めていく人をありがとうで見送る、引き継いだ仕事の道具に自分の名前を書く、引き継いだ仕事を書き出して自分の分に丸をつける、月の初めに今月ここにいる理由を1行書く、の4つです。
4つとも、残ったあなたが会社の重さを一人で引き受けないためのことです。出る番の人にも、出る日まで効きます。
辞めていく人にありがとうを言って見送る
辞めていく人を見送る日に、することは一言です。メッセージで送っても同じです。
最終日かその前に、自分から「ありがとうございました」と伝えます。
見送りの言葉は、その人が持っていった重さと、あなたの縁をきれいに結び直します。言わずに見送ると「置いていかれた」という気持ちが残り、次に辞める人に引っ張られやすくなります。
ありがとうで見送ると、自分の足で、残るか出るかを選べます。仲の良い人に辞められた人に、いちばん効きます。
引き継いだ仕事の道具に自分の名前を書く
引き継いだ初日か、気づいた日の朝いちばんにすることです。
辞めた人から引き継いだファイル、ノート、道具の名前の欄やラベルを、自分の名前に書き換えます。
前の人の名前が残った道具には、前の人の気、辞める前の重さが残ります。
名前を書き換えると、その仕事が「辞めた人の残りもの」から「自分の仕事」に替わります。重さを持ち越しません。
引き継いだ仕事を書き出して自分の分に丸をつける
辞めた人から回ってきた仕事の、持ち分を決めます。
回ってきた仕事を紙に全部書き出し、自分が持つ分にだけ丸をつけます。
丸の外の仕事は、上の人に「これはどなたが持ちますか」と1回だけ聞きます。
抜けた人の仕事を全部抱えると、会社の重さを一人で引き受ける形になります。丸をつけるのは、自分の分だけです。
丸で線を引くと、どこまでが自分の分かが目に見え、場の重さを自分の暮らしに持ち帰りません。
月の初めに今月ここにいる理由を1行書く
毎月1日にすることは、1行書くことです。
手帳かスマホのメモに「今月この会社にいる理由」を1行書きます。
「隣の席の人に引き継ぎ表を渡すまで」「来月の連休を家族と過ごすまで」のように、自分の言葉で書きます。
残っている理由を言葉にすると、「取り残された」から「選んで残っている」に替わります。書けた月は、残る側です。
書けない月が来たら、それがあなたの出る番の合図です。
自分の会社がどの席の状態か、中にいると見えません。
毎日その会社にいると、重さに慣れます。次の人が座ったのか、半年残るのか、中心の人が変わる話は本当にあるのか、中にいる人ほど分からなくなります。
辞めた人の数、席のその後、自分に積まれた仕事を、会社のだれも知らない人に順番に話すと、その夜のうちに、出る番かどうかが決まります。会社の外の人には、会社の重さが乗っていないからです。
話す相手の選び方と最初の一言は、「職場が合わない人」向けに書いてあります。
押しても電話はかかりません。話す相手や料金など詳しいことがわかります。
人が辞めていく会社のよくある質問
本文で正面から扱わなかった疑問に、検索されている言葉のまま8つ答えます。
優秀な社員が辞める前兆は?
口数が減り、机の上の物が少しずつ減り、半年先の予定の話をしなくなります。気持ちが先に会社を離れ、体があとから出ていくからです。
くわしくは特徴1 一人辞めると立て続けに辞める会社へ。
なぜ優秀な人は突然辞めるのですか?
突然に見えるのは周りだけです。場の重さをいちばん先に感じ取る人なので、半年以上前から降りると決めています。
くわしくは意味2 会社の気が尽きかけているという意味へ。
人を辞めさせる人の末路は?
その人の周りから人が抜けていき、最後は空いた席の仕事を自分で抱えることになります。場の重さは、中心にいる人のところへ最後に戻ってくるからです。
くわしくは特徴4 社長や上司だけが変わらない会社へ。
人が辞めていく会社の社長や上司にはどんな特徴がありますか?
人が辞めても自分のやり方を変えず、辞めた人の話を職場でしないことです。中心の人の気が変わらないので、周りの人だけが入れ替わり続けます。
くわしくは特徴4 社長や上司だけが変わらない会社へ。
若い人がどんどん辞めていくのはなぜですか?
会社の気が、新しく来た人の気を受け付けていないからです。新しい人ほど場の重さに慣れていないので、先に受け取って先に出ます。
くわしくは特徴3 新しく入った人が根づかない会社へ。
人が辞めていく会社が良くなることはありますか?
あります。空いた席に入った人が半年残り始めたら、気の尽きかけから入れ替わりに変わった合図です。
くわしくは意味1 会社の気が入れ替わる時期という意味へ。
職場の嫌いな人が去っていくのは何の意味ですか?
あなたの側の場が整って、合わない縁が離れた合図です。嫌いな人が去っていく意味は、嫌いな人が去っていくスピリチュアルな意味で詳しく書いています。
言霊で嫌いな人がいなくなるのかを知りたい人は、嫌いな人がいなくなる言霊へ。
職場の席の話は意味1 会社の気が入れ替わる時期という意味へ。
人との縁が切れる前兆は何ですか?
会う予定が立たなくなり、話が噛み合わなくなります。
職場の外でも続けて人が離れているなら立て続けに縁が切れるスピリチュアルな意味5選、離れていく人を追うかどうかは人が離れていく時のスピリチュアルな意味で見分けられます。
職場の仲の良い人が辞めたときは仲の良い人が辞めたのは自分も辞めろというサインなのかへ。
人が辞めていく会社のスピリチュアルな意味のまとめ
人が辞めていく会社の意味は、辞めた人ではなく、辞めた人の席がそのあとどうなったかで決まります。
席に次の人が座って半年残るなら入れ替わりで、残るあなたは新しい流れの最初の人です。席が空いたまま仕事が積まれるなら、残るあなたは会社の重さを引き受ける側で、出る番です。
明日、辞めた人の席を見てから決めてください。


