衣替えで出した冬のコートのポケットに手を入れると、指先に冷たい輪が当たりました。半年前になくした指輪です。
「よかった……。でも、なくしてた間に、あの人との間で何か始まってない? まだ言えてないのに」
無くした指輪が見つかった人には、これから相手との仲が結び直されます。今夜、その指輪を相手に左手の薬指へはめ直してもらってください。
結び直されるとは、口数の減っていた会話が戻り、記念日や入籍の予定が決まることです。指輪が見つかったのは、相手と交わした約束が手元に戻った合図です。
見つかったあとに二人に起きることから、見つかった日にすることまで、順番にお話しします。
無くした指輪が見つかると二人に起きること5つ
無くした指輪が見つかると二人に起きることは5つで、良い側が3つ、悪い側が2つです。
指輪の出来事が相手の出来事になるのは、指輪が二人で同じ物を身につけるものだからです。切れ目のない輪を、二人とも左手の薬指にはめます。
左手の薬指は、心臓につながると信じられてきた指です。そこに通す物が手元に戻ったのは、相手と交わした約束が戻った合図です。
約束とは、指輪を交わした日に二人で決めたことと、内側に刻んだ名前と日付です。
どちらの側から起きるかは、言い合いや気まずい日があったかで決まります。なくしていた間にあったなら悪い側から、なかったなら良い側から起きます。
指輪をなくす時期は、相手との間で気が散っている時期と重なります。外した指輪を置いた場所を忘れるのは、頭が別のことでいっぱいの日だからです。
| 起きること | こんな人に起きる |
|---|---|
| 【良い側】遠のいていた仲が近づく | 言い合いも気まずい日もなく、忙しくて顔を合わせる時間が短かっただけの人 |
| 【良い側】二人の次の約束の日が決まる | 記念日や入籍の予定が止まっていた人 |
| 【良い側】厄が落ちて暮らしが落ち着く | 言い合いも気まずい日もなく、穏やかに過ごしていた人 |
| 【悪い側】約束がおろそかだったことに気づかされる | 指輪を外したまま過ごす日が増えていた人 |
| 【悪い側】なくしていた間のすれ違いが表に出る | なくしていた間に言い合いや口数の減りがあった人、言いそびれたことやごまかしたことがある人 |
自分に当てはまる行を探して、同じ名前の項目を読んでください。
ほどけかけていた結び目を、もう一度きゅっと結び直す。指輪が戻った日は、そんな感じです。
暮らしで言えば、レストランの予約を二人で取り直す、無言だった朝食に一言が戻る、といったことです。
遠のいていた仲が近づくきっかけ
顔を合わせる時間の短かった相手との会話が、指輪を見せた日から増えます。
夫や妻、恋人と、言い合いも気まずい日もないまま、忙しくて話す時間が短かった時期に見つかった人に起きます。
「指輪、見つかったよ」は、相手に話しかける理由になります。その一言から、なくしていた間にたまった話題が出てきます。
迎え方は相手の手で左手の薬指にはめ直してもらうに書きました。
二人の次の約束の日が決まるきっかけ
二人の間に、次の約束ごとが1つ増えます。
結婚記念日の食事、入籍する日、旅行、一緒に暮らし始める日のどれかです。
約束が手元に戻ると、「今度の記念日、どうする?」と言い出したくなります。ほっとした勢いで出た一言が、そのまま予定になります。
迎え方は二人の次の約束の日を決めるに書きました。
二人に来る厄が落ちて暮らしが落ち着くきっかけ
指輪は、二人の間に来るはずだった厄を一度引き受けて、離れたところで落としてから戻ってきました。
消えて戻る指輪は、厄を落としてきた指輪です。クリーニングに出した服が、きれいになって戻ってくるのと同じです。
暮らしでは、言い合いの芽が出ない、家の空気が軽いまま続く、として表れます。
迎え方は流水で清めるに書きました。
約束がおろそかだったことに気づかされるきっかけ
見つかった今、相手から「最近、指輪を外してたよね」と聞かれて、約束がおろそかになっていたことに気づかされます。
指輪を外したまま過ごす日が増えていなかったか。記念日を流していなかったか。
「たしかに外しっぱなしだった……」
この警告の受け取り方は見つかった指輪は約束がおろそかになっている警告なのかに書きました。
なくしていた間のすれ違いが表に出るきっかけ
なくしていた間に言い合いや口数の減りがあった人、言いそびれたことやごまかしたことがある人は、指輪が見つかったことをきっかけに、それが話に出ます。
「そういえば、あの日さ」と相手が切り出す形で出てくることもあります。
「あのとき言わなかったこと、気づかれてるかな」
手当てはなくしていた間のすれ違いは指輪が見つかれば戻るのかに書きました。
【指輪の種類別】無くした指輪が見つかると起きること
無くした指輪が見つかると起きることは、指輪の種類で変わります。
結婚指輪なら夫婦の会話が戻り、婚約指輪なら結婚の準備の話が進みます。ペアリングなら婚約や一緒に暮らす話が出て、ピンキーリングなら買ったときにかけた願いが動きます。
| 指輪の種類 | これから起きること |
|---|---|
| 結婚指輪 | 夫婦の会話が戻り、記念日の予定が決まる |
| 婚約指輪 | 結婚の日取りや準備の話が進む |
| ペアリング | 婚約や一緒に暮らす話が出る |
| ピンキーリング | 買ったときにかけた願いが動く |
| 別れた相手とのペアリング | 終わった約束にお礼を言って手放すとき |
| 指輪以外の物 | その物を使っていた暮らしの場面が戻る |
自分の指輪の行を探して、同じ種類の項目を読んでください。
結婚指輪が見つかったとき
結婚指輪が見つかった夫婦には、会話が戻り、記念日の予定が決まります。
指輪を無くしたら見つかった、という話は、新聞の読者欄に寄せられています。
1月に結婚指輪をなくした人が、台所にはさみを吊るしました。3カ月ほどではさみを外し、約1年後の年末の大掃除で、はさみを吊るしていたその台所の棚から指輪が出てきました。
前の年の年越しそばのだしを取ったときに、落としていたらしいのです。
その人は、おまじないを教えてくれた人と「見つかったら電話をする」と約束していました。指輪も、約束が果たされる場所に戻ってきます。
結婚指輪をなくすと約束が手から離れたと読まれるのは、結婚指輪が夫婦の約束の印そのものだからです。見つかった結婚指輪は、その約束が戻った指輪です。
見つかった日にすることは、無くした指輪が見つかったらすること4つに順番に書きました。
婚約指輪が見つかったとき
婚約指輪が見つかった二人には、結婚の日取りや準備の話が進みます。
結婚指輪を選びに行く日、両家の顔合わせの日が、話に出てきます。
「婚約指輪をなくしたまま、結婚の話を進めていいのかな」
見つかったなら、約束はそのまま進みます。相手に見つかったことを伝え、次に決めること(入籍の日、結婚指輪を選びに行く日)を1つ予定に入れてください。
ペアリングが見つかったとき
ペアリングが見つかった二人には、婚約や一緒に暮らす話が出て、関係が次の段階へ進みます。
付き合っている相手なら、次に会う日に持って行き、相手の手ではめ直してもらってください。
別れた相手とのペアリングが見つかった人は、終わった約束にお礼を言って手放すときです。布に包んで「ありがとう」と声に出し、手放してください。
ピンキーリングが見つかったとき
ピンキーリングが見つかった人には、買ったときに自分にかけた願いが動きます。
恋愛の願いなら出会いの話、仕事の願いなら任される場面の話が動きます。
はめ直してもらう相手のいない指輪は、自分にかけた願いの印です。見つかった日に、買ったときの願いを紙に1行書き直してから、小指にはめてください。
無くした指輪が見つかる時の悪い意味やジンクスは当たるのか
無くした指輪の悪い意味やジンクスは、相手に隠したままでいるときに当たります。
なくしたことや外していた理由を隠さず、相手に一言話せば、悪い側はそこで終わります。
悪い意味は2つで、約束がおろそかになっている警告と、なくしていた間のすれ違いの知らせです。結婚指輪には、夫婦の縁が切れる、離婚の前兆、相手の気持ちが離れた印と言われるジンクスがあります。
どれも、指輪が二人の約束の印だから、約束が手から離れたことが悪い知らせとして読まれます。
「見つかったのに、まだ少し怖い」
悪い側は、相手への一言で終わります。一言は、悪い意味ごとに決まっています。

見つかった指輪は約束がおろそかになっている警告なのか
警告の意味はあります。
指輪を外していた日が増えていたなら、約束に目が向いていなかった合図です。
受け取り方は、外していた理由を今夜相手に一言話すことです。家事のとき、仕事のとき、指がむくんだとき、理由を話してから、指輪をはめ直してもらってください。
なくしていた間のすれ違いは指輪が見つかれば戻るのか
指輪が戻っただけでは、すれ違いは戻りません。
なくしていた間に言いそびれたことが残っているからです。
言いそびれたことを1つ、今週のうちに伝えると戻ります。小さなことで足ります。
結婚指輪をなくしていた間に夫婦の縁は切れていないのか
切れていません。指輪が戻った時点で、縁も手元に戻っています。
結婚指輪をなくすと夫婦の縁が切れる、というジンクスは確かに聞かれます。縁の中身は、二人で過ごす予定や記念日です。
受け取り方は、次の結婚記念日の予定を二人で決めることです。
縁の切れ目の見分け方は、縁が切れる時のスピリチュアルな意味と合図は?縁がもう切れたのかの見分け方に書きました。
結婚指輪をなくすのは離婚の前兆なのか
結婚指輪をなくしても、それだけで離婚の前兆にはなりません。
前兆の側に寄るのは、なくしたことを相手に隠したままでいるときです。指輪は約束の印で、なくすことは約束が手から離れたことと読まれてきたため、離婚の前兆というジンクスがよく聞かれます。
見つかった人がまだ相手に話していないなら、今日のうちに「なくしてたけど見つかった」と話すことです。話した時点で前兆の側は終わり、約束は二人の手に戻ります。
夫や妻が結婚指輪をなくすのは気持ちが離れた印なのか
なくした側の気持ちが離れた印ではなく、二人の約束に出た知らせです。
だから責めずに、二人の出来事として扱ってください。
「相手もつけていないなら、私だけつけても意味がない気がする」
見つかった指輪を二人で眺めて、なくした相手の指に、自分の手ではめ直してあげてください。
まだ見つかっていない人は、今日のうちに相手へ「なくした。一緒に探してほしい」と話してください。隠したままだと、約束に隠し事が乗ります。
家の中でなくしたなら、指輪は家から出ていません。はさみを吊るして探し続けるおまじないがあり、その結果の話は結婚指輪が見つかったときに書きました。
- 今日のうちに相手へ話す
- はさみを吊るして探し続ける
- 買い直すなら二人で選ぶ
買い直すなら、一人でこっそり同じ物を買わず、二人で選んで、お互いの指にはめ合ってください。
無くした指輪が見つかったらすること4つ
無くした指輪が見つかったらすることは、4つです。
見つかったその日に、この順で済ませます。
- 流水で清める
- 相手の手ではめ直してもらう
- 内側の刻印を声に出して読む
- 二人の次の約束の日を決める
流水で清める
見つかった指輪は、水で数秒流して、乾いた布で拭いてください。
二人に来るはずだった厄を引き受けて戻った指輪です。厄を水で流してから、指に戻します。
相手の手で左手の薬指にはめ直してもらう
見つかった指輪は、自分ではめず、相手の手で左手の薬指にはめ直してもらってください。
誓いの言葉のあと、相手が自分の左手をそっと持ち上げて、薬指に指輪を通す。見つかった日の夜に、もう一度それをします。
結婚式の指輪交換で、指輪は自分ではなく、相手の手で薬指に通されました。相手にはめてもらって初めて約束の印になります。
見つかった指輪も同じです。相手の手で心臓につながる薬指に戻された指輪から、二人の仲が結び直されます。
相手と離れて暮らしている人、まだ言い出せない人は、顔を見られる日まで、指輪を薬指に戻さずに置いて待たせてください。待てないなら、ビデオ通話で相手の顔を見ながらはめてください。
相手のいない指輪(自分で買った指輪)は、ピンキーリングが見つかったときに書きました。
内側の刻印を声に出して読む
内側に刻まれた名前と日付を、声に出して読んでください。
刻んだ名前と日付が、約束の中身です。読んだら、その日に二人で決めたことを1つ思い出してください。
刻印のない指輪は、指輪を受け取った日付を口に出してください。
二人の次の約束の日を決める
二人の次の約束の日を、その夜のうちに1つ決めて、カレンダーに入れてください。
結婚記念日の食事、入籍する日、旅行、一緒に暮らし始める日のどれかです。
決めた日が、指輪を交わした日から続く約束の、次の1ページになります。
動作を済ませても、残る一点があります。指輪は戻っても、相手の気持ちが本当に自分にあるのかは、指輪を見つめても分かりません。
「なくしていた間のことが、二人の今を映していたんじゃないか」
相手の気持ちが自分にあるのかが、1つに決まります。
二人の事情を話して、外から見てもらうと決まるからです。話す相手の選び方と、つながって最初に言う一言まで、1ページに並んでいます。
押しても電話はかかりません。名前を出さずに話せる相手の選び方など詳しいことがわかります。
無くした指輪が見つかるスピリチュアルな意味のまとめ
無くした指輪が見つかった人には、これから相手との仲が結び直されます。口数の減っていた会話が戻り、記念日や入籍の予定が決まります。
指輪は相手にはめてもらって初めて約束の印になります。だから見つかった指輪は、自分ではめず、相手にはめ直してもらってください。
- 流水で清める
- 相手の手ではめ直してもらう
- 内側の刻印を声に出して読む
- 二人の次の約束の日を決める
指輪を相手の手に戻して、次の約束の日を1つ決めてください。そこから二人の仲が結び直されます。

