龍神様がついてる人の特徴と、人柄ではなく場所で見分ける数え方

龍神様がついてる人の特徴と場所で見分ける数え方の解説アイキャッチ

龍神様がついてる人の特徴として並んでいる「雨・水辺・水回り・龍雲」は、その人の性格を言い当てたものではありません。

当たっている気もするし、外れている気もする。結局、自分がどっちなのか分からない。

特徴が当たっているか確かめたい気持ちの下には、たいてい、自分の心当たりを自分で信じていいのか分からない心細さがあります。

龍神様がついているかどうかは、あなたが水のある場所とどう関わってきたかで数えられます。日本の龍神は千三百年のあいだ、人ではなく、湖や川の水がわき出る場所にまつられてきたからです。

特徴として並ぶ項目が実際に指しているもの、自分と水とのつながりを数える方法、誰かに「あなたには龍神がついている」と言われたときの受け止め方、雨や龍雲や写真といったサインの見分け方、手相や誕生日で決まらない理由。

この順で答えます。

読み終えたころには、特徴リストに当てはまるかどうかで自分を採点することも、ついているかどうかを他人の言葉で決めてもらうことも無くなります。

今日できるのは、この一週間で自分が水のそばに立った場所を思い出してみることです。台所やお風呂も、水のある場所に入ります。

目次

龍神様がついてる人の特徴が場所を指していると言える根拠

根拠は、二つの並べ方です。

  • どの特徴リストでも上位に来る項目を並べる方法
  • 日本の龍神が千三百年のあいだどこにまつられてきたかを並べる方法

この二つは同じところを指していて、そのあとは特徴リストを捨てずに使えるようになります。

特徴リストの上位に必ず並ぶ4項目の共通点

龍神がついてる人の特徴を扱う記事を並べて読むと、上位にはほぼ必ず同じ4項目が来ます。

  • 大事な日やイベントの日に雨が降る
  • 川や海など水辺が好きで落ち着く
  • 自宅の水回りをきれいに保っている
  • 龍の形の雲や虹をよく見かける

の4つです。

この4つを1つずつ見ると、どれもその人の性格ではなく「その人がどこにいたか、どこへ行ったか」の話になっています。雨が降るのは場所と天気の関係、水辺が好きなのは行き先の選び方、水回りをきれいにしているのは住まいとの関わり方、雲や虹を見かけるのは空を見上げた場所そのものです。

主語は人ではなく、場所のほうにあります

5番目より下には、直感が鋭い、決断力がある、集団行動が苦手、姿勢がいい、涙もろいといった項目が出てきます。

これらは、上位の4項目とは違う書かれ方をしています。誰にでも当てはまる書き方になっていて、人柄で測ろうとすると、結局は誰でも当てはまってしまう作りになっています。

龍神が千三百年のあいだまつられてきた場所

日本で龍神が、記録に残る形でまつられてきた場所をたどると、次のような年表になります。

時代・場所記録されていること
8世紀(古事記・日本書紀)
/特定の土地ではなく「水そのもの」
イザナギが火の神カグツチを斬ったとき、刀の柄についた血から生まれたのが水の神です。
古事記では闇淤加美神(くらおかみのかみ)、日本書紀では高龗(たかおかみ)と書かれ、「おかみ」は水をつかさどる神とされます
(出どころ:古事記・日本書紀)
757年
/芦ノ湖(神奈川・箱根)
万巻上人というお坊さんが、湖であばれていた龍をしずめ、九頭龍大神として湖の守り神にまつったと伝わります
(出どころ:箱根神社の言い伝え)
763年
/丹生川上(奈良・吉野)
雨が降らない日が続いたため、丹生川上の神に黒い毛の馬をささげた、と続日本紀に書かれています
(出どころ:続日本紀)
その後も、室町時代のなかばまでに96回、お供えをして雨をねがった記録が残ります
(出どころ:丹生川上神社の言い伝え、2026-08-20確認)
824年
/神泉苑(京都)
空海が天皇の命令で雨ごいをし、善女龍王を招いたところ、三日三晩の雨が降ったと伝わります
(出どころ:神泉苑の言い伝え)
927年(延喜式がまとまる)
/貴船(京都・貴船川の水がわき出る一帯)
国が定めた雨ごいの神85社の1つに、貴船神社が入っています。まつられているのは高龗神(たかおかみのかみ)です
(出どころ:延喜式)

この千三百年ぶんの記録に、「◯◯という人に龍神がついていた」という記事は1件もありません。まつられてきたのは、湖・川の水源・池・洞穴という場所です。

奈良県宇陀市の室生龍穴神社も、龍穴(りゅうけつ)と呼ばれる洞穴そのものを神様の場所とし、奈良時代から平安時代にかけて、雨ごいの行事が何度も行われてきた場所です。ここでも、場所が先にあって、神さまの名前はあとから付いています。

特徴リストの正しい使い方

ここまで読むと、特徴リストそのものを捨てたくなるかもしれませんが、捨てずに済みます。測っている対象を読み替えるだけで、そのまま使えるからです。

「大事な日に雨が降る」は、「自分は雨とつながりの深い土地に住んでいる、または住んでいた」と読み替えられます。「水辺が好き」は「自分は水のある場所を自分で選んで行っている」に、「水回りをきれいにしている」は「自分は家の水を毎日手入れしている」に読み替えられます。

この読み替えを一度やっておくと、このあとの3つの数え方が、そのまま自分の答えになります。

龍神様がついてる人の特徴12選【水・行動・体感】

まずは特徴の一覧です。ただ並べるだけでは、当たったか外れたかを数えて終わってしまいます。

そこで1つずつ、それが実際に指しているものと、記録に残っている話か、昔から語り継がれてきた言い伝えかを書き添えます。

語られている特徴実際に指しているもの
大事な日に雨が降る場所と天気の関わり(記録に残っています)
川・海・湖のそばが好き行き先の選び方(言い伝え)
自宅の水回りを整えている家との関わり方(言い伝え)
龍雲や虹を見かける見上げた場所(言い伝え。雲も虹も水でできている点で記録とつながります)
迷ったとき自分で決めてしまう行いの記録(言い伝え)
気になった場所へ思い立って出かける行いの記録(言い伝え)
付き合いで動くのが苦手行いの記録(言い伝え)
頼まれると先頭に立ってしまう行いの記録(言い伝え)
鳥居をくぐると空気が変わって感じる体で感じたこと(言い伝え)
理由のない涙が出る体で感じたこと(言い伝え)
人と「なんか違う」と感じてきた性格の印象(言い伝え)
目に力があると言われる性格の印象(言い伝え)

「場所」と「行い」に分けられる項目が、大半をしめています。これが、そのまま結論の根拠になります。

【水】水と場所にあらわれる特徴4つ

大事な日やイベントの日に雨が降ります。川・海・湖のそばにいると落ち着き、旅先にも水辺を選びます。自宅の水回り(台所・風呂・洗面・トイレ)を整えています。龍雲や虹を見かけます。この4つは、いずれも水のある場所との関わり方です。

このうち「雨」だけは、記録に残っています。763年に丹生川上の神へ黒い毛の馬をささげた話や、貴船で、雨が降らないときは黒い馬、雨が続きすぎるときは白い馬をささげた例です。

【行動】選び方と決め方にあらわれる特徴4つ

迷ったとき人に相談せず自分で決めてしまいます。気になった場所へ思い立って出かけます。付き合いで動くのが苦手です。頼まれると先頭に立ってしまいます。この4つは性格診断ではなく、行いの記録です。行いは思い出せるので、自分で見分けられます。

【体感】感覚と体にあらわれる特徴4つ

神社の鳥居をくぐった瞬間に空気が変わって感じます。理由のない涙が出ることがあります。人と「なんか違う」と感じてきました。目に力があると言われます。行動の項目と違って、この4つは自分が何をしたかではなく、自分が何を感じたか、周りからどう見られてきたかの記録です。感じ方や印象は、自分と周りの人にしか分かりません。だから他の人と数を比べても意味がありません。当てはまるかどうかより、そのとき自分がどこにいて何をしていたかを思い出すほうが、見分ける助けになります。

特徴が当てはまらないときの読み方

特徴リストを読んで、1つも当てはまらなかった人もいるはずです。当てはまらないのは、ついていない証拠ではありません。リストのほうが、人を測る道具として作られていないだけです。千三百年の記録が指していたのは場所で、場所との関係は今日からでも作れます。

判定の基準を1つだけ渡すなら、「行ったことがあるか」ではなく「もう一度行きたいと思ったか」です。行った回数はその人の環境に左右されますが、また行きたいと思ったかどうかは自分にしか分かりません。

「龍神に嫌われる人は」「ついていない人は」という言い方は、この記事のどこにも出てきません。当てはまらなかった人にも、居場所はそのまま残ります。

龍が見えると語られる人の共通点

「龍神が見える人はどのような人ですか」という問いには、はっきり答えます。いちばん多く語られている共通点は、水辺・空・神社という場所で見えた、という報告の多さです。見えたかどうかではなく、どこで見えたかに共通点があります。

見えたことのない人にとって、これは欠けているものではありません。見えた人の話は、そういう話として置いておけば十分です。

龍神様がついてる人か自分で調べる方法と数える3つのつながり

調べ方は、家計簿をつけるように、性格ではなく事実だけを書き出す方法です。「自分は行動力がある方だと思う」は書きません。「小学生のとき家の裏に用水路があった」なら書きます。思い出せることだけを数えます。

年表が示していた「場所にまつられてきた」という筋は、そのまま自分のこれまでに当てはめられます。

数えるもの思い出す手がかり
住んだ土地の水歩いて行ける範囲の川・池・用水路・海・湖・堀・貯水池。
地名の「水」「川」「池」「沢」「田」「淵」の字
自分から選んで行った水辺自分の意思で行った旅行・散歩・気晴らしを3つ。
写真フォルダ、「なんとなく」で降りた駅
もう一度行きたくなった神社の水池・川・滝・井戸・手水の湧水。
御朱印帳、写真、お守りの入っている引き出し

住んだ土地の水の数え方

生まれた家、育った家、今の家。歩いて行ける範囲に川・池・用水路・海・湖・堀・貯水池があったかを数えます。地図を開いて確かめてください。記憶よりも地図のほうが正確です。

手がかりになるのは、通学路に橋があったか、夏に水の匂いがしたか、台風のときに水位の話をしたか、地名に「水」「川」「池」「沢」「田」「淵」の字が入っていないか、といった点です。地名は、土地の記憶がそのまま残っている、もっとも確かな手がかりです。

自分から選んで行った水辺の数え方

誰かに誘われたのではなく、自分が行き先を決めた旅行・散歩・気晴らしを3つ思い出し、そこに水があったかを数えます。

手がかりになるのは、写真フォルダを日付でさかのぼること、気持ちが限界だったときにどこへ行ったか、「なんとなく」で降りた駅です。人に連れて行かれた場所を数えないのは、それが一緒に行った人の好みを測ることになってしまい、自分のつながりとして数えられないからです。

もう一度行きたくなった神社の水の数え方

参拝した神社のうち「また来たい」と思ったところに、池・川・滝・井戸・手水の湧水があったかを数えます。

手がかりになるのは、御朱印帳、スマホの写真、お守りの入っている引き出しです。見るのは水があったかどうかだけです。神社が龍神をまつっているかどうかは、この数え方には関係ありません。

3つのうち2つで足りる理由

3つ全部そろわなくても、判断はつきます。

2つで足りると言い切れる理由は、千三百年の記録の側にあります。龍神がまつられた場所は、「住む水」と「訪ねる水」の両方を持っていました。貴船は川の水がわき出る場所であると同時に、人がお参りに行く場所でした。芦ノ湖も、暮らしの湖であると同時に信仰の場所でした。住む側と訪ねる側に1つずつあれば、関係の形は同じです。

3つを数えたあと、数えた結果を自分でどう読めばいいか分からなくなることは、自然に起こります。とくに、誰かに「龍神がついてる」と言われた言葉が引っかかったまま数えた人は、自分の判定を自分で信じきれないことがあります。一人で結論を出しきれないときは、聞いてもらえる場所があります。

龍神様がついてると言われたときの受け止め方

人から「あなた龍神ついてるよ」と言われた経験がある人へ。嬉しさと同じ重さで気味悪さを感じても、どちらも間違っていません。嬉しい、怖い、重い、断りたい。そのどれを感じても、受け止め方として成立します。

知らない人に「あなた実家が◯◯でしょう」と言い当てられたときの感じを思い出してみてください。当たっていても、気味が悪いことがあります。当たっているかどうかと、受け取りたいかどうかは、別のことです。

生まれつき龍神がついている、家系、前世が龍、龍神の生まれ変わり。こうした言い方には、事実として書けるものが1件もありません。すべて、昔からそう語られてきた言い方として扱います。

言葉が出てきた順番の確かめ方

「龍神がついてる」と言われたとき、その言葉が出てきた順番を思い出してください。あなたのこれまで(育った土地、よく行く場所、仕事)を聞いたあとで出てきたのか、それとも、あなたを見た、会った、それだけで出てきたのかです。

あなたを見ただけで出てきた言葉なら、それはあなたのことではなく、その人がいつもしている言い方です。見分ける材料としては軽く扱ってください。言った相手が悪いわけではなく、多くは良かれと思って言っています。

生まれつきという言い方の出どころ

「生まれつき龍神がついている」「龍神の生まれ変わり」「前世が龍」という語りには、記録の出どころがありません。千三百年の記録は場所と結びついていて、特定の個人と結びついた記録は見当たりません。

出どころがないからといって、その言葉に救われた人の経験まで否定されるわけではありません。出どころがないことを知ったうえで、その言葉をどう受け取るかは、あなたが決められます

言われていない人が損をしない理由

誰にも言われたことがない人へ。言われるかどうかは、あなたの周りにそういう言い方をする人がいるかどうかで決まります。つまり環境の話であって、あなたの話ではありません。千三百年の記録に照らしても、判定していたのは人ではなく場所でした。

有名人の名前で語られるときの確かめ方

「あの経営者は龍神を信仰していた」「あの芸能人には龍神がついている」という語りをどう扱うかにも、確かめ方があります。見るのは、その人自身が語った記録があるかどうか、それとも誰かが後から言っているだけかどうかです。本人の記録がないなら、それは有名人についての事実ではなく、語った人自身の話として扱います。

龍神信仰が危ないと感じたときの線引き

「龍神信仰 危険」という調べ方をしている人もいます。怖くなった気持ちは、そのまま受け止めてください。

線引きは1つです。その語りが、あなたに何かを買わせる方向、誰かに会わせる方向へ進んでいるか、それとも場所へ行くだけで終わっているか。千三百年の記録の中で人がしていたのは、水のある場所へ行くことと、そこへ何かを供えることだけでした。

【女性】龍神様がついてる人に女性が多いと語られる理由

「龍神様がついてる人 女性」という検索が多いのには、出どころがあります。感じ取る力の強さで説明されがちですが、そこには記録に残る筋があります。

龍女という言葉の出どころ

今のスピリチュアルでは「龍女」という言葉が、アザやほくろ、特別な縁と結びつけて語られます。この言葉には、もっと古い出どころがあります。法華経というお経に出てくる、八歳の龍の娘です。海の底の龍宮で文殊菩薩から教えを受け、わずかの間にさとりを開いたと書かれています。言葉の出どころをたどると、ここに行き着きます。

善女龍王が雨ごいの神として招かれた理由

この龍の娘は、日本では善女龍王として知られています。824年、空海が神泉苑で雨ごいをしたときに招いたのが、この善女龍王です。つまり龍と女性を日本で結びつけたのは、女性の性格ではなく、雨を待つ場所だったということになります。

アザ・ほくろ・目力が語られ始めた順番

「うろこのようなアザ」「龍女のほくろ」「目に力がある」といった話は、古い記録には出てきません。八世紀から十世紀の記録に、体のしるしで龍神を見分けた例は見当たらないからです。これらは新しい言い伝えとして分けておきます。

体のしるしを探すよりも、水とのつながりを数えるほうが、早く答えに近づきます。

男性に龍神がつかないと読めてしまう語りの問題点

「龍神様がついてる人 男性」で調べている人もいるはずです。女性向けの記事ばかり並ぶのは、女性向けメディアが多く記事を出しているからで、記録の側に性別の線はありません。記録の中で雨ごいをしていたのは、お坊さん、朝廷(昔の政府)、その土地の人たちで、性別で分かれていません。

【色別】龍神様の色でわかるとされる意味の違い

色でわかるとされる意味の違いは、色そのものから生まれたのではなく、その色がいつ語られ始めたかで分かれています。白龍・黒龍・金龍・青龍・赤龍・虹龍・黄龍のうち、古い記録に名前が残っているのは青龍だけです。残りは、あとから足された語りとして読めます。

白龍・黒龍・金龍・青龍・赤龍・虹龍・黄龍の語られ方

語られている意味(古い記録での言及)
青龍東西南北を守る四体の神の一つで、東を守るとされます。
もとは古代中国の考え方で、キトラ古墳・高松塚古墳の壁画にも、東の壁に描かれています(出どころ:奈良文化財研究所、2026-08-20確認)
白龍けがれを洗い流す色として語られます。
古い記録に、白という色そのものを龍神の位として扱った例は見当たりません
金龍最高位として語られることが多い色です。
黒龍大きく変わる力や強さを表すものとして語られます。
赤龍熱い思いを表すものとして語られます。
虹龍幸運や奇跡を表すものとして語られます。
黄龍真ん中でつり合いを取る役目を表すものとして語られます。

名前を持つ龍神は、色ではなく、場所と役目で呼ばれてきました。芦ノ湖の九頭龍、雨ごいの善女龍王がその例です。

「龍神の中で最高位は」「龍の最高位の色は」という問いには、色で順位をつけた記録が見当たらない、というのが答えになります。

色の物語が足された時期の見分け方

自分で見分けるための基準は1つです。

その色に、まつられている場所(神社・湖・川の水源)が結びついているかどうかです。青龍には東という方角があります。金龍と虹龍には、結びつく場所が見当たりません。

場所が結びついていない色の話は、新しい言い伝えとして読んでおくと、扱いやすくなります。

色を知る前に確かめたいこと

自分の龍の色を知りたい人へ。色を先に決めても、水とのつながりの数はひとつも増えません。先に数えるのは、つながりのほうです。守護龍や守護神を調べたい場合も、同じ順番で進めてください。

【雨・龍雲・写真・数字】龍神様がついてる人のサインの見分け方

龍がついた合図、龍が近くにいるサイン、写真に写る龍神様。サインを探している人へ。この中で唯一、記録に残っているのが「雨」です。

大事な日の雨が龍神と結びついた理由

なぜ「雨が降る」ことが龍神と結びつくのか、そこには筋があります。昔の日本で、雨は祈って降らせるものでした。

雨が降らない日が続くと、朝廷(昔の政府)は水の神にお供え物をしました。

763年には、丹生川上の神に黒い毛の馬をささげたと続日本紀に書かれています。貴船でも、雨が降らないときは黒い馬、雨が続きすぎるときは白い馬をささげました。

のちに、生きた馬の代わりに、馬を描いた板をささげるようになります。これが絵馬のもとになったとされます。

雨が降ったかどうかは、龍神が応えたかどうかの、目に見える答えでした。

大事な日に雨が降ると龍神を思うのは、千三百年前から日本人が雨を「応え」として読んできた続きにあります。

ただし、「あなたが雨女だから龍神がついている」という言い方のほうは、昔からの言い伝えです。この2つは分けて考えてください。

龍雲と虹の語られ方

龍の形の雲や虹を見た、という話はとても多くあります。見たという話そのものは、言い伝えとして受け取っておきます。

記録とつながる点が1つだけあります。雲も虹も、水でできています。龍神が水のある場所にまつられてきたことと、空に龍を見ることは、同じものを見ているということです。

龍神様が写真に写るとどうなるか

写り込んだ光、虹色の帯、龍の形の雲。「龍神様が写真に写ると」という検索も多くあります。写真は場所で撮られています。

何が写ったかよりも、どこで撮ったかを見てください。

水辺・神社・雨上がりの空で撮られていることが多い、という読み方になります。

写真を撮っていいかどうかは、神社ごとの掲示や社務所の案内に書かれているので、それに従ってください。

ゾロ目・8・44などの数字の扱い

「龍が好む数字は」という問いもよく調べられています。8、44、ゾロ目などが語られていますが、記録に、数字で龍神を見分けた例は見当たりません。この言い方も、言い伝えとして受け取っておきます。

サインを数えすぎたときの戻り方

地図を見すぎると、かえって足が止まることがあります。サインを探すのに夢中になり、日常のすべてが判定材料になってしまった人は、いったんサインを数えるのをやめて、水とのつながりを1つ数え直してみてください。

水とのつながりは増えませんが、サインは探せばいくらでも増えてしまいます。増えないものを数えるほうが、答えに近づきます。

【手相・誕生日】龍神様がついてる人の印とされるもの

印として語られているのは、龍神線や昇り龍線、仏眼といった手相と、生まれた日から守護龍を決める語りです。どちらも古い記録には対応する例が見当たらない、新しい言い伝えとして読めます。見分けに使えるのは、水とのつながりのほうです。

龍神線・昇り龍線・仏眼の語られ方

手相の名前語られている意味(古い記録での言及)
昇龍運命線(龍形運命線)運命線が龍の形に曲がって伸びる線。
大きく伸びることを表すとされます。古い記録に対応する例は見当たりません
龍神線(昇り龍線)生命線から立ち上るように伸びる線。
強い守りを表すとされます。古い記録に対応する例は見当たりません
二重生命線生命線が二重になっている形。
強い生命力を表すとされます。古い記録に対応する例は見当たりません
二重感情線感情線が二重になっている形。
感じ取る力の豊かさを表すとされます。古い記録に対応する例は見当たりません
太陽線薬指の下に伸びる線。成功運を表すとされます。
古い記録に対応する例は見当たりません
太陽丘のスター線薬指の付け根にできる星の形。
特別な幸運を表すとされます。古い記録に対応する例は見当たりません
神秘十字線感情線と頭脳線の間にできる十字の形。霊感の強さを表すとされます。古い記録に対応する例は見当たりません
仏眼親指の第一関節にできる目の形。持って生まれた強い直感を表すとされます。古い記録に対応する例は見当たりません

「仏眼相は珍しいですか」「手相に龍神線があるとどうなりますか」という問いへの答えも、この表の中にあります。珍しさを数字で示した記録は無いため、どれくらい珍しいかは語り手によって違います。

手相と誕生日で決まらない理由

理由は2つあります。1つは、千三百年の記録に、体のしるしや生まれた日で龍神との関係を見分けた例が見当たらないことです。もう1つは、手相も誕生日も、あなたが選べないものだということです。場所との関係は、あなたが選べます。選べるほうを物差しにしたほうが、手に残るものが多くなります。

手相は否定せず、見て楽しむものとして、そのまま残しておいてください。

誕生日で守護龍を決める語りの扱い

誕生日で守護龍を決める語りは、占いとして楽しむ側に置いてください。生まれた日と龍神を結びつけた古い記録は見当たらず、見分けに使うと、数えられるはずの水とのつながりが見えなくなります。

龍神様との関係が遠くなったときの振る舞いと結び直し方

関係が遠くなったときの振る舞いは、嫌われたと考えることではなく、行き来が減ったと数え直すことです。結び直し方も同じで、水のある場所へもう一度行くところから始まります。

遠くに引っ越した友人を思い浮かべてみてください。連絡が減ったのは、嫌われたからではなく、行き来が減っただけのことがほとんどです。行けば、また戻ります。

龍神が嫌うと語られる行いの読み替え

嫌うと語られる行いは、禁止事項ではなく、場所から足が遠のいている状態の言い換えとして読み替えられます。挙げられているのは、嘘をつくこと、不平不満を口にすること、水回りを汚したままにすること、感謝を忘れることです。

心当たりがあっても、それは罰ではなく、行き来が減っている合図として受け取ってください。「神様からの拒絶サインは」という問いの答えも同じで、拒絶されたのではなく、行き来が減って距離が開いています。

水回りを整えることが挙げられ続けた理由

特徴リストにも開運法にも必ず出てくるのに、理由が書かれていない項目です。理由は、龍神がまつられてきたのが水のある場所であり、家の中で唯一「水のある場所」なのが水回りだからです。神社まで行けない日に、家の中の水と関わること。それが千三百年のやり方を、いちばん小さくした形です。

苦しい時期を試練と呼ぶ語りの受け止め方

しんどい時期を「龍神の試練」と呼ぶ言い方は、広く使われています。受け止め方は1つだけです。試練と呼ばれる時期があったとしても、それは罰ではなく、通り道として読み替えられます。

明日からできる関係の結び直し

小さなことから始めれば十分です。

  • 今日:家の水回りをひとつだけ拭く
  • 今週:水のある場所へ自分の意思で行く
  • そこで:置いてくるものを1つ決める

置いてくるものは、買わなくてもよく、手を合わせる時間だけで足ります。遠出でなくても、川の橋の上や公園の池のように、水のある場所であれば十分です。

龍神様がついてる人のスピリチュアルな意味のまとめ

龍神様がついてる人の特徴として並べられているものは、あなたの人柄を測っているのではなく、あなたと水のある場所との関係を測っています。

千三百年の記録がまつってきたのは、人ではなく、湖・川の水源・池・洞穴でした。確かめ方は、自分の性格を点検することではなく、自分と水とのつながりを数えることになります。

今夜、3つのうち2つを数えてみてください。数えた結果がどうであれ、判定するのはあなた自身です。

数えた結果を誰かに話してみたくなったときは、話せる場所があります。一人で数えるより、声に出して確かめたほうが早いこともあります。

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